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インタビュー

「STREET WOMAN FIGHTER 2」唯一の日本人クルー「TSUBAKILL」を直撃!

─────まず自己紹介をお願いします。

全員:こんにちは、TSUBAKILLです。

Akanen:リーダーAkanenです。

$AYAKA:サブリーダーでセクシー担当の$AYAKAです。

Momo:お笑い担当のMomoです。

MIKI:泣き虫のMIKIです。

Rena:マンネのRenaです。

YUMERI:食いしん坊妖精担当のYUMERIです。

$AYAKA:私、自分でセクシー担当って言うの恥ずかしいなぁ。
(セクシー担当)(かっこセクシーかっこ閉じ)ってことにしてください(笑)。

Momo:私も自分でお笑い担当って言っちゃってるよ〜。

全員:キヨウォ〜(韓国語で「かわいい」の意味)!

─────チームワークがすごくいいですね。事前にファンの皆さんから質問を募集したのですが、「TSUBAKILLの結成の背景を知りたい」という声が多かったです。

Akanen:今回はスウパ2のために、集まったメンバーです。全員が元々知り合いだったわけではなく、それぞれが別々のつながりを持っているとメンバーもいました。Renaはメンバー全員が初対面でしたね。

─────番組を通してチームワークがどんどん良くなっていった感じですね!

全員:はい、そうです!

─────メンバーがみるリーダーAkanenさんはどんな方ですか。

Momo:Akanenさんは、本当に判断力が早い。

$AYAKA:「ついていきます」ってなる頼もしいリーダーです。

Momo:ギャップといえば、夜10時以降はシャットダウン。Akanenさんの「営業終了」ってなるところがあります。

一同:笑い

MIKI:普段、子育てをしているので、長時間の撮影だったこともあり、撮影のリズムに合わせるのが、本当に大変だったと思います。

リーダーAkanen

─────実際に番組に参加することになった時の意気込みを教えてください。

MIKI:前作が韓国で社会現象になるほど盛り上がってることは知っていたので、その番組に日本人チームが出られるということがまずすごいことだと。私は、これが最後の挑戦という気持ちで挑みました。

─────日本代表として参加クルーに選ばれたときどんなことを思いましたか?

Rena:日本代表として選ばれたことは、本当に嬉しかったです。日本人としてのプライドを持って、絶対に負けるわけにはいかないと思いました。日本を代表して、韓国、そして日本のダンス界を一層盛り上げていきたいという気持ちが強かったです。

─────番組が放送されてからの反響はどうでしたか?

YUMERI:すごい反響でしたね。敗退したときはどうなるのかとみんなで心配していたんですが、放送後、敗退したことへの「悲しい」と多くのファンからメッセージをいただきました。今後の私たちの活動も続けて応援してくれるというメッセージが本当に多くて、ファンの皆さんに助けられたことが大きかったです。

─────参加クルーの中で気になったダンサーはいましたか?

$AYAKA:どのクルーが参加するかは、番組内の紹介映像で知ったんです。「JAM REPUBLIC」のKirstinが出演すると知って、驚きましたね。「生で見られる!」と思いました。

Momo:私も「JAM REPUBLIC」です。グローバルの中でも知り合いが多かったので、同じグローバルチームとして一緒に出られるのかとテンションが上がりました。

─────バトルがたくさんありましたが、事前に何パターンくらい準備されていたんですか?

Akanen:1on1のバトルは何も準備せず、2on2もその場で指示されたので、事前に準備をしたのはクルーのバトルだけでした。コンセプトをみんなで話し合って、日本らしさも意識しました。有名なインスタグラムアカウント「渋谷メルトダウン」に出てくる酔っ払ったサラリーマンをコンセプトにダンスを準備したのが「JAM REPUBLIC」との対戦です。韓国に行く前に短期間で用意したんです。弱者バトルも長時間の撮影だったので、もうみんな体がカチコチでした。その後に、「今からクルーバトルやります」って、それが夜中だったので…「え、今から?」って(笑)。

YUMERI:ある意味メルトダウンでしたね(笑)。

YUMERI

─────「ノーリスペクト・弱者指名バトル」(1on1)での印象的なバトルはありますか?

YUMERI:私は「JAM REPUBLIC」のAudrey(オードリー)との対戦です。アメリカでダンスを学んでいたときから知っていたので、バトルの相手を選ぶときは絶対Audreyがいいなと思っていました。間近でAudreyのダンスがみられるというのもすごいし、必ず勝ちたいという気持ちがありました。自分の目線と放送で見たときのイメージがいい意味で違くて・・・振り返るとすごく緊張もしていたんだなと。

Momo:めちゃくちゃかっこよかったよね。

YUMERI:終わったあとも、全然よくなかったと思ったんですけど、みんなが褒めてくれたので、安心しました。

─────「ノーリスペクト・弱者指名バトル」(1on1)のときに衝撃を受けたバトルはありましたか。

Rena:衝撃を受けたのはやっぱりKirstin(JAM REPUBLIC)とWaackxxxy(MANNEQUEEN)さんのバトルです。今まで見てきたバトルの中でも本当に上位に入るくらい、すごいものを見せてもらいました。「ノーリスペクト・弱者指名バトル」はお互いにリスペクトがあってこそのバトルだと改めて思いました。

Rena

─────次に、階級ミッションについてうかがいます。リーダーのAkanenさん、現在、Smokeチャレンジが世界的に話題になっていますが、制作の秘話などがあれば教えてください。

Akanen:振り付けを決める際、直前まで私の振り付けにするかBadaの振り付けにするか、メンバーの意見が3対3と真っ二つに割れていました。最終的にはBadaの振り付けになりました。Badaは事前にノートに構成をしっかりと書き出してきて、振り付けも完璧に用意してくれていたので、リハーサルや撮影は本当にスムーズに進行しました。満足して、いい作品が作れたと思います。

─────サブリーダー階級での$AYAKAさんは、衣装も印象的でした。審査員の前でのメインダンサー決めに挑戦したときのエピソードなど教えてください。

$AYAKA:メインダンサーは絶対取りたかったので、衣装もみんなに見てもらって挑みました。選んだ衣装については、「セクシー過ぎる」という意見もあったんですけど、私としては自分らしさを出せたと思うので、後悔はしてないです。そのあとのMV(ミュージックビデオ)を制作する過程では、立ち位置についての意見を求められたときに、特に不満はなかったので意見をしなかったら番組側から「何も意見をしないと、NOリスペクトダンサーに指名されるよ」とすごい勢いでアドバイスを受けました。チームの点数にもかかわるので、メンバーと意見交換をしましたが、残念ながらそのシーンは、放送でカットされてしまいました。(涙)少し悔しいですね。

$AYAKA

─────続いて、ルーキー階級についてうかがいます。最初、Renaさんは振り付けが選ばれなかったものの、後にメインダンサーを勝ち取りました。MV(ミュージックビデオ)のディレクターとしての役割や、その際の裏話などを教えてください。

Rena:そうですね。最初、振り付けが選ばれなかったときは悔しくて、納得もいってなかったんですけど、その後メインダンサーを勝ち取れたことは誇りに思います。MVのディレクションに関しては、「LADYBOUNCE」のCAPRI(カプリ)ちゃんの振り付けも大好きだったので、振付も生かして構成しました。サバイバル番組ではあるものの、自分が目立つことを優先に考えることもできたんですが、こうやって世界中から素晴らしいダンサーたちが集まって、1つのハイクオリティなMVを作るってことはなかなかないし、個人的にも最高の作品に仕上げたかったので、全員が輝けるパートを入れることを意識して、良い作品を作り上げることを目指しました。

─────最後に、ミドル階級についてお伺いします。番組を通じてMomoさんとYUMERIさんの悔しい気持ちが伝わってきました。具体的なエピソードがありましたら教えてください。

Momo:「TSUBAKILL」全員、振り付けが取れなかったので、せめてうちだけでも絶対取りたかったんです。曲も大好きなHIPHOPで、自分たちはHIP HOPダンサーとしてやってきたので、自信があったんですけど、選ばれなくて悲しかったですね。撮影中でしたが「早く帰りたい」って思ってました。ミドル階級はずっとつらい時間でした。

Momo

YUMERI:ほとんど映っていないんですが、悔しくてスマホを投げたくらい(笑)。

Momo:与えられたポジションはダンサーとして頑張るという気持ちでMV(ミュージックビデオ)の撮影をしました。

YUMERI:悔しい気持ちが大きかったので、ワーストダンサーに選ばれて、バトルする気満々でした。

─────4大事務所ミッションはどのような形で挑んだのでしょうか?

Akanen: 曲が発表された瞬間に「これだ」と全員一致でJYPの曲を選びました。テンポもITZYとStray Kidsの2曲とも全然違かったので、「これがいいね」ってすぐに決まりました。

─────この後、脱落バトルを迎えるんですけれども、実際心の準備というのはできていましたか?

$AYAKA:はい、できてました。

MIKI:勝ちたい気持ちも強くありましたが、「Wolf'Lo」は、バトルの強者なので、正直怖かったです。

Momo:すごい楽しかったです。やっぱり自分たちも良い作品を作れた自信はあったし、向こうも最上級に良い作品だったので、一番良いバトルができたと思います。

MIKI

─────クルー同士の絆も強まったのではないですか?

Momo:そうですね。こないだも韓国に行ったときに「Wolf'Lo」のメンバーたちと一緒に遊びました!

─────最後に今後チャレンジしてみたいことと、ファンの皆さんに向けてのメッセージをお願いします。

Akanen:12月のコンサートに向けて、今準備をしているところです。コンサートでは、番組では見せられなかったところをたくさん見せられたらと思っています。Kirars(ファンダム名)からのたくさんの愛に、私たちも感謝の気持ちを込めて応えたいです。今後も応援、よろしくお願いいたします!

メッセージ
メンバーから直筆メッセージが届きました。

<プロフィール>
「TSUBAKILL」

「日本のダンスシーンをALL KILLする実力派クルー」と称される「TSUBAKILL」は、リーダーのAkanenをはじめ、ジャネット・ジャクソン、安室奈美恵、木村拓哉といったメジャーアーティストの専属ダンサーが参加している日本のNO.1アベンジャーズクルー。「TSUBAKILL」は、12月1日から韓国6都市で開催される「STREET WOMAN FIGHTER2」の「ON THE STAGE」ツアーコンサートにも参加予定。このツアーでは、8組の実力派クルーが参加し、番組で愛されたステージや新しいパフォーマンスが予告されている。

Akanen
小学3年からダンスを始め、高校卒業後に上京。東京、N.Y.、L.A.でダンスを学び、独自のスタイルを築く。ユニットやソロ活動のほか、SMAPやBoA、三浦大知などの有名アーティストのバックダンサーとしても経験を積んだ。また、世界各地でワークショップを実施。現在は一児の母として子育てをしながら活発にダンサー活動を続けている。

$AYAKA
その男勝りで渋いダンスとエグいムーヴで注目されるダンサー。彼女の「ノリ」と「グルーブ」には、圧倒的な魅力がある。アンダーグランドシーンでは「MAV●Z」というダンスチームのメンバーとしてクラブイベントやDANCE DELIGHTなどのコンテストに出演、実績を上げてきた。MINMI、AI、ケツメイシなどの有名アーティストのバックダンサーや振付師としても活躍している。

MIKI
都内クラブシーンでのゲスト出演を多数こなす一方、メジャーアーティストの振り付けやバックダンサーとしても実績を積んでいる。さらに、ファッションブランドのモデル活動や、自身でのイベントプロデュースなど、その活動範囲は広く多岐にわたっている。

Momo
19歳でダンスを学ぶためにLAへ単身渡米。HIPHOP・HOUSE・POPなどのジャンルをアメリカで習得。さらに大学のダンス専攻でJazz、モダンバレエ、コンテンポラリーも学び、幅広いジャンルをマスター。アメリカ仕込みの大きなダンスは小さな身体からは予想できない魅力を放つ。過去に、「STREET DANCE OF CHINA Season4」にも出演し、その実力を披露している。

YUMERI
幼少期からダンスをはじめ、中学生の時には兄(人気アイドルグループ・into1の力丸)とチームRespectを結成。多くのコンテストで輝かしい実績を上げ、TV番組「ダンス甲子園」や「スタードラフト会議」にも出演。振付師としても才能を発揮し、現在はデビュー前のアーティストの育成にも携わる。また、日本初のプロダンスリーグ「D-League」 Season1では「MONOLIZ」のメンバーとして出演。

Rena
10歳の時、ダンサーRIEHATAプロデュースのキッズチーム「LOLK!DZ」に入り、多数の賞を受賞して名を馳せる。「D league」では「avex ROYALBRATS」に所属し、初代優勝を達成。現在は複数のチームでの活動を継続しながら、アーティストのMVやライブに参加し、振付も手掛ける等、幅広く活動中。